








NPO'は、'Nonprofit Organization'の略で、ボランティア団体や市民活動団体などの「民間非営利組織」を広く指します。 つまり、営利企業とは違って、NPOは「利益拡大のためではなく、 その(営利的ではない)社会的な使命(ミッション)の実現を目指して活動する組織や団体」のことです。
病院や生協組合、教育機関なども営利目的ではないという点では、広い意味ではNon-Profit(非営利)活動をしている団体といえます。 それに対して、通常NPOといわれる団体は、NPO法で定められた市民活動や事業を行う団体ということで法的に認証を受け、特定非営利活動法人と名乗ることができます。
NPOは「組織」の概念ですが、ボランティアは「個人」です。(個人でもできます。)NPOは組織としての社会的使命の達成を第一義としますが、ボランティアは自己責任の範囲で自己実現を図る活動であり、やりたい時にやりたい時間だけ参加するスタイルが基本です。
NPOの活動は社会のあらゆる分野に広がっています。
地域の高齢者のために食事をつくって届ける、子育ての支援をする、障害者の働く場をつくろうという共同作業所、街並みを保存する、海外の子どもを支援する、子どもの虐待を防ぐなど、NPOの活動を支援するNPO、などNPOの活動はさまざまにあります。活動の範囲は、特定の地域に限定したものから、全国、海外に及ぶものなど、団体によってさまざまです。
墨田区内には約70のNPO団体があり、さまざまな活動をしています。 社会教育の推進、障害者支援、高齢者支援、子育て支援、国際協力、まちづくりなど多様なジャンルで「墨田区」を暮らしやすくする区民活動が進められています。
NPOやボランティアの活動が広く注目されたのは、阪神・淡路大震災でした。注目されたのは、NPOやボランティアが行政を超える活動ができたからです。震災を機に、NPOという「もう一つの公共サービスの担い手」の存在が広く認識されるようになりました。 ある社会的なサービスの提供を、政府・自治体などが新たに行おうとすれば広く多くの人の了解が必要です。また、企業は利益が上がる見込みのないサービスを提供することは考えにくいものです。NPOとは、こうした政府・自治体や企業では扱いにくいニーズに対応する活動を自発的に行うことができる組織です。多くの人が気づかないニーズを発見し、世に問い、みずから対応策を創造していくことができるからこそ、今、NPOが注目されているのです。